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ホームインスペクション（住宅診断）の第三者性について
住宅診断は第三者性が最も重要です。
その会社がホームインスペクションを専門にしているのか、そうでないのかはまず調べておいた方が良いです。リフォーム屋さんとホームインスペクターが同じ会社だと、ちょっとしたトラブルが起きる可能性があります。
どういうことでしょうか。
例えばリフォーム屋さんがホームインスペクションをした時のことを考えてみましょう。
建物も古くなってきたことだし、リフォームも検討したいから、ホームインスペクションをお願いしてみようかしら。
あら？リフォーム屋さんでもやっているのね。
こんにちは。リフォーム屋です！
弊社はインスペクションも出来るリフォーム屋なんですよ！
だからスピード感があって話が早いですよ！
そうなんですね、それじゃあお願いしようかしら。
インスペクションを実施
屋根は葺き替えないともうすぐ雨漏りするかもしれませんね。
足場を掛けるならこの際、外壁も一緒にやった方がいいですよ。
あとシロアリの被害で柱等がボロボロでしたから家が崩れるかもしれません！
危険ですから早めにやりましょう！
ええー！！それは大変！すぐお願いします！
ありがとうございます！
あれ？
リフォーム屋さんの狙いがわかったのではないでしょうか？
そうなんです、リフォームの受注が狙いだったんですね。
よくよく考えてみるとインスペクションをしなくてもリフォームの受注前提でしたら簡単な調査はしてくれます。
要するにわざわざお金を払ってリフォームの営業を受けてしまったということです。
第三者であればその後のリフォーム営業をしないので、どんなところの修繕が最低限必要なのかを教えてくれます。それが余分なリフォーム費用を抑えるコツだったりするんですよね。
もちろんリフォーム屋さんでもホームインスペクションは可能ですが、その場合にはその後の営業があることに注意しましょう。
中には格安又は無料診断なんていうインスペクションもあります。
↓インスペクションの相場についてはこちら
もしあなたがホームインスペクターだった場合は、無料で診断できますか？
最低限の交通費や調査代がかかってくるのが当然と思っておいた方が良いです。
トータル的に費用削減の効果をもたらします。
上手にホームインスペクション・住宅診断を使いましょう。
