ホームインスペクターの選び方 その3≪床下・小屋裏進入調査が可能なホームインスペクターを!≫

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ボス。やっぱりありましたぜ不具合。

ここではホームインスペクター・住宅診断士の探し方の一つをご紹介いたします。
今回はその参≪床下・小屋裏進入調査はセットで依頼する!≫

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選び方その1、その2はこちらから↓

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ホームインスペクターの選び方 その3≪床下・小屋裏進入調査が可能なホームインスペクターを!≫

これをやらずに何を診る??

床下・小屋裏(屋根裏)の調査を別途にしている会社もありますが、ホームインスペクション・住宅診断においてこれは必須と言っても良いでしょう。

しかし、宅建業法に定められるインスペクション(建物状況調査)においてはこの進入調査は必須事項とはなっていないのです。
ここら辺が意見の分かれてしまうところですが、インスペクションマンの経験上は床下・小屋裏の調査は必須と言い切ります。

そもそも、ホームインスペクション・住宅診断を依頼する目的は何?

家のコンディションを知りたいなら確実に依頼すべき

あなたが、買主さんで住宅の不安を解消する目的でホームインスペクションを依頼するならば、必ず行ってください。そこを見ないとわからないことが多すぎるからです。

人間に例えるならば、ホームインスペクション・住宅診断は人間ドックのような物。

細かいところまで調べて、病気が隠れていないか…。
隠れていたら、早めに処置が出来るのです。

外側だけ診ても分からないことが多いです。
基礎のひび割れは内部に貫通しているのか…。
外壁のひび割れから内部への雨漏りは無いか。
白蟻の被害は無いか。

どんなプロでも、建物の奥の奥まで診断をしないとわからないことが多すぎるのです。

瑕疵保険への加入目的(住宅ローン減税等が目的)ならば必要ないこともあるかも。

あなたが、既存住宅売買瑕疵保険への加入が目的ならば依頼する必要はないかもしれません。
ただし、不安が残ってしまうことは承知の上でそうすることです。

そもそも宅建業法上のインスペクション(建物状況調査)はその後ろ盾があります。
それが既存住宅売買瑕疵保険です。

宅建業法上のインスペクションはその加入条件くらいに考えるのが正しいかと思います。

例えば、人間の健康診断を思い浮かべてください。
健康診断で病気が見つかったら保険に入れない。
これと一緒ですよね。

簡易的な健康診断をクリアすれば保険に入れて将来安心。
ただしその安心感は保険に依存するだけ。
決して健康だから大丈夫と言われているのではないのです。

まさにその考え方と同じで、不具合が見つからずに保険に入れた方がメリットがあることも多いと思いますが、本来は推奨されるべきものではないかもしれません。

取り扱い注意!逆説的な床下・小屋裏進入調査を依頼しないメリット

  1. 不具合が見つからなければ既存住宅売買瑕疵保険への加入が可能。
  2. 既存住宅売買瑕疵保険へ加入が出来れば、住宅ローン控除等の優遇税制を使える。
  3. だから不具合を見つけないで欲しい
  4. だから床下・小屋裏調査を依頼しない。

上記のような流れにメリットを感じる方も多いかと思います。
しかし本来はきっちりと品質を確かめ、安心して住んめることが一番重要です。
住宅ローン減税が受けられようが、既存住宅売買瑕疵保険に加入が出来ようが、それは命があってのこと。

入居後の幸せな生活の大前提は安全・安心です。

根本的な考え方を忘れないようにしましょう。

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