鉄筋コンクリート基礎が語り始める。

敵を知るならその気持ちを理解しろ。劇団AIインスペクションマン コンクリート基礎ってしゃべるん??|ホームインスペクター、住宅診断士になりたい方も必見!|北海道・青森県・山形県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・埼玉県・神奈川県・東京都・山梨県・静岡県・長野県・新潟県・石川県・富山県・岐阜県・滋賀県・福井県・愛知県・三重県・和歌山県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県・岡山県・鳥取県・島根県・広島県・山口県・高知県・徳島県・愛媛県・香川県・福岡県・佐賀県・大分県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・長崎県・沖縄県・関東・関西・近畿・東北・九州・四国・北海道劇団AIインスペクションマン

(静かなる住宅の土台、その奥深くで…語り始める存在がいる)

コンクリート基礎:

「わたしは基礎。どんな家でも、わたしの上に建つ。言わば住宅界の“縁の下の力持ち”。誰も見てくれなくて結構。見返りも求めない。ただ、静かに、ただ、強く…地面に立つ家を支えている。」

(インスペクションマンのツッコミが飛んでくる)

インスペクションマン:
「おいおい、急に重すぎやろ!ヒーロー系か!もうちょっと柔らかくいこうや!」

コンクリート基礎:

「すまんな。でもな、ワシは中性化に怯えながら毎日暮らしてるんや…。劣化は見た目だけじゃわからん。内部で静かに進行していく。外からはまだ大丈夫に見えても、鉄筋が錆びた瞬間に、耐久性は一気に落ちる。そういう宿命なんや…。」


スポンサーリンク

コンクリート基礎とは何者か?

はい、ここで解説パートに入りましょう。

コンクリート基礎は、住宅を支える構造の要(かなめ)。建物の荷重を地盤に伝えるという超重要な役目を担っています。

種類としては主にこの3つ:

種類特徴
布基礎多くの戸建て住宅で採用。立ち上がりとフーチングで構成される。
ベタ基礎床下全体をコンクリートで覆う。耐震性・防湿性に優れる。
独立基礎柱だけを支える構造。倉庫や軽量建物に使用されることが多い。

コンクリートの“敵”とは何か?

敵1:中性化
「空気中の二酸化炭素と反応して、pHが下がる…すると内部の鉄筋が錆びやすくなる。」

敵2:水分の侵入
「水はワシの最大の敵や。鉄筋に達して錆を呼び、膨張→ひび割れ→剥離のコンボや。」

敵3:地盤の不均一沈下
「地盤がやわいと、ワシが頑張っても意味ないんや…。片方だけ沈んだら、ひび割れ確定や。」

敵4:施工不良(おい、手抜きすな)
「ジャンカ(コンクリートの充填不足)とか、鉄筋のかぶり厚さ不足とか…お願いやからちゃんと打ってくれ…!」


ホームインスペクターとしてのチェックポイント

さあ、これからホームインスペクターを目指すあなたに伝えたい、基礎チェックの心得や!

✅ ひび割れ(クラック)確認!

  • ヘアークラック(幅0.3mm以下):表面だけなら経過観察でOK
  • 構造クラック(幅0.5mm以上):鉄筋まで達してたらアウト!即対応!

インスペクションマン:
「幅測るにはクラックスケールな。あと深さも見るならピン式の計測器もええで。」

✅ 湿気・白華(エフロレッセンス)の確認

  • 表面に白い粉が出てたら、内部に水分が侵入してる可能性アリ。
  • 特に立ち上がりの内側、雨が染みこみやすい部分を重点的に。

✅ アンカーボルトの状態

  • ズレ・腐食・欠損などは要チェック。
  • 柱と基礎をつなぐ、命綱のような存在や。

「基礎」がしっかりしてる家は、長持ちする

コンクリート基礎は住宅の寿命に直結します。どんなにおしゃれなデザインでも、基礎がダメなら長くはもたん

インスペクションで見つかる不具合の中でも、「基礎の劣化」はとてもクリティカル。早期発見・早期補修が命。


じゃあ、基礎に優しい暮らしって何?

① 雨水をためない外構設計

→ 基礎に直接水がかからんよう、水切りや勾配を工夫!

② 定期的な床下点検

→ 湿気やカビ、シロアリの兆候もチェック!

③ コンクリートの保護塗装

→ 必要なら基礎に撥水塗料を塗るのもアリ!


最後に:基礎の声を聞け

コンクリート基礎:

「見てくれなんてどうでもええ。ワシは、ずっと支えとる。人間が気づかんとこでも、重みを受け止めとる。せやから…たまには見に来てくれ。ひびが入ってないか、水がしみてないか、それだけでもええ。」

インスペクションマン:
「なんや、最後しんみりするな…わかったわかった、点検したる!」

コンクリート基礎(AIインスペクションマン):
「ふー、コンクリート基礎の着ぐるみって斬新やな。床下だけあって狭いわ」

インスペクションマン:
「おまえ着ぐるみかい!心配して損したわ!でも本物は気にせいよ。」

タイトルとURLをコピーしました