ここではホームインスペクター・住宅診断士の探し方の一つをご紹介いたします。
その4≪一級建築士じゃなくて良い!≫
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選び方その1、その2、その3はこちらから↓
ホームインスペクターの選び方 その4≪一級建築士じゃなくて良い!≫
ホームインスペクターは一級建築士じゃなくて良い。
ホームインスペクター.JPではたまに『爆弾発言』をします。
だっていろんなサイトが一級建築士じゃなきゃダメって言ってるじゃない…を完全に覆します。
『あっ、わかった、インスペクションマンが実は二級建築士なんでしょ!?』と思った方。
ハズレです。
インスペクションマンはもちろん一級建築士を取得しています。
でもこれはとても大切なこと。
これこそインスペクションの商用利用の一つなので、ぜひ読んでみてくださいね。
とはいうものの、建築士資格は必須
なぜでしょう。
建築士の資格は建築士法という法律の中にあります。
そしてその法律は建築士に対する罰則規定を設けています。
罰則規定があるとどうなるのか…。
テキトーなことを言ってると罰則を受けます。
でも、何の資格もない人がインスペクターだった場合にはそうはなりませんよね。
発言に責任を持たせるためにも『建築士』の資格は必須と思ってください。
一級建築士じゃなきゃダメ!という会社は…あまりお勧めできない?
一級建築士は難易度が高い資格の一つです。
しかし、だからと言ってインスペクションに必須かと言えばそうではないのですね。
また、その知識に違いがある…という説もありますが、これもちょっとおかしな根拠。
建築士の資格は一級も二級も机上の試験です。
実際に知識は増えますが、現場で本物を見たことが無い人も『一級建築士』になれてしまうのです。二級建築士も同じですが…。
試験をパスしたからと言って本物の知識を持っているとは言えません。
試験をクリアしたか否かは比較対象ではないのですね。
一級建築士はただの『看板』と思うべし。
ただし、一級建築士は『看板』にはなります。
一級建築士の〇〇が調査!とかってなんかすごそうですよね!?
でも実際はそうでもない…というか沢山いるんです。※もちろんすごい人も沢山いますが…。
ちなみに建築士は全国に何人いるのでしょうか。
すごいですよねこの数。
一級建築士:373,490人
二級建築士:771,246人
(平成31年4月1日現在)
そしてここところ建築士の高齢化が問題になっており、その2/3が高齢者になると言われています。
インスペクションは結構な体力仕事。夏は室温60℃を超える灼熱の小屋裏に入る必要があります。床下はほふく前進です。それが出来るインスペクターと、その場数がものを言う仕事です。
独立型インスペクターは増えるのか?
様々な事情から本当の第三者性と品質を確保するためには、それなりの時間確保が必要です。だからインスペクションマンは完全独立型を選択したのです。
これからは確実に独立型のインスペクターが増えていくことでしょう。
そんな独立型インスペクターに確実に出会えるような業界をつくっていきたいですね。
インスペクターになりたい人の情報をこちらのページで案内していきます↓↓
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