住宅診断の資格は様々。
住宅に関する診断の内容は建築系資格だけにとどまりません。
えっ?こんな資格でも住宅診断の仕事になるの?というものがあるかもしれませんので、参考にしてみてください。それだけ住宅を取り巻く仕事が多いということですよね。
住宅診断の資格の種類について
建築士(一級建築士・二級建築士・木造建築士)
建築士は難易度の高い国家資格のひとつ。しかし合格者にはレベルの差が生じているのも正直な話です。一級建築士だから全て安心ということではありません。その資格の概要に迫ります。
住宅診断士(JSHI公認ホームインスペクター)
ホームインスペクターの資格は国家資格化されていませんが、日本で最も大きな資格試験を行っているNPO法人日本ホームインスペクターズ協会が実施する資格試験です。この資格の本質を考えると、ホームインスペクターの本当の役割が見えてきます。
宅地建物取引士(旧 宅地建物取引主任者)
宅地建物取引士は取引のプロ。住宅は建築的な視点だけでなく、不動産としての視点も大事です。
資産価値の話や、交渉の話については宅建士が頼りになります。
既存住宅状況調査技術者
既存住宅状況調査技術者になるには建築士の資格が必要です。これが宅建業法の改正に伴い創設された資格。日本のインスペクション制度の根幹を成すものです。
1級建築施工管理技士・2級建築施工管理技士(一級・二級)
建築施工管理技士は施工管理をするプロ。建築には様々な人が関わります。それ故にその仕上がりを左右するのは人の性格によることが多く、それを管理する人は超重要です。現場管理が行き届いている現場は大工の腕以上に品質の高いものが提供されると考えていいでしょう。
その他にも様々な資格者がホームインスペクションを行っています。
ホームインスペクション=建築士という概念は外して、ご自宅の状況に合った調査を選ぶことが重要です。