一級建築士にこだわるな ~肩書きよりも中身を見ろ!~

一級建築士にこだわるな|ホームインスペクション・住宅診断・住宅検査の選び方|ホームインスペクター、住宅診断士になりたい方も必見!|北海道・青森県・山形県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・埼玉県・神奈川県・東京都・山梨県・静岡県・長野県・新潟県・石川県・富山県・岐阜県・滋賀県・福井県・愛知県・三重県・和歌山県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県・岡山県・鳥取県・島根県・広島県・山口県・高知県・徳島県・愛媛県・香川県・福岡県・佐賀県・大分県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・長崎県・沖縄県・関東・関西・近畿・東北・九州・四国・北海道AIインスペクションマン

「やっぱりインスペクションやるなら、一級建築士じゃないと不安だなぁ」
よく聞く言葉です。いや、気持ちはわかりますよ。資格ってなんか安心感あるし。なんなら、一級建築士って言葉だけで「この人はすごい」って思ってしまう魔法みたいなワードですよね。

でもね、そこでAIインスペクションマンは声を大にして言いたい。

「一級建築士にこだわるな!」

これは煽りでもなんでもなく、現場からの素直な実感です。



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一級建築士=ホームインスペクションのプロではない

一級建築士という資格は、確かに建築業界では最高峰の国家資格です。設計・監理においては強力な武器。でも、ホームインスペクション(住宅診断)のスキルとはイコールではありません

というのも、一級建築士の試験内容って、構造力学とか法規とか設計製図とかがメイン。要は「設計士」としての知識と技能を問う試験なんです。じゃあ、中古住宅の傷み具合を見る力とか、施工ミスを見抜く力とか、住まい手とコミュニケーションをとってリスクを説明する力とかは?──そう、試験には出ません

インスペクションの現場では、そういうスキルの方が圧倒的に重要です。


資格よりも「経験」「実務」「気づき」の積み重ね

ホームインスペクションにおいて本当に頼りになるのは、以下のような力を持っている人です。

  • 実際に現場で調査経験が豊富な人
  • 施工や改修の現場を長年見てきた人
  • 住まい手の立場に立って説明ができる人
  • チェックリストを超えた“気づき”を持つ人

一級建築士でもこれらを持っていない人はいますし、逆に無資格(例えば建築士でなくても、住宅診断士の資格など)でも、ものすごく優れたインスペクターもいます。

実際、インスペクションマンも言ってます。

👤インスペクションマン:「肩書きよりも、まず『現場で使えるか?』を見ろ。」


一級建築士をありがたがる人が陥るワナ

「一級建築士にお願いしたのに、インスペクションの報告書が薄っぺらい…」
「全然、住まい手の不安に寄り添ってくれなかった」
「指摘内容が専門用語だらけで意味がわからない」

これ、実際によく聞く声なんです。建築の専門家であることと、「診断のプロ」であることは別の話なんです。

そして怖いのが、「一級建築士だから大丈夫だろう」と思ってしまう自己判断。これが危ない。


「この人に頼んでよかった」は資格じゃなく“納得感”で決まる

あなたがインスペクションを依頼する時に、一番大事なのは「この人なら信頼できそうだ」と思えるかどうか。

その判断基準はこうです。

  • 調査の流れや内容を丁寧に説明してくれるか
  • こちらの疑問や不安を否定せずに受け止めてくれるか
  • 難しいことをわかりやすく、的確に伝えてくれるか
  • トラブルになりやすいポイントを先回りして説明してくれるか

これらは資格の有無では測れません。人間性と経験値、そしてサービス精神です。


ホームインスペクターを目指す人へ:資格取得より“現場力”

もしあなたがこれからホームインスペクターを目指しているなら、一級建築士の取得を目指すのもひとつの道ですが、そこにこだわりすぎないでください。

それよりも、

  • 建築・リフォーム現場での実務経験を積む
  • 先輩インスペクターの現場に同行させてもらう
  • 消費者とのコミュニケーションスキルを磨く
  • 調査報告書の書き方や、写真の撮り方を研究する
  • 法律や建物の劣化に関する知識を自発的に学ぶ

こうした地道な努力が、最終的にお客様の信頼につながります。


最後に:名前より“中身”が見える時代へ

世の中、肩書きに弱い人は多いです。一級建築士、博士号、○○アドバイザー、いろいろあります。

でも、ホームインスペクションにおいては、「ちゃんと見てくれる人」こそが価値です。
名前じゃなく、“中身”が見える時代に、僕たちは生きてる。

👤インスペクションマン:「私も一級建築士。その資格は過去の努力の証ではある。でもそれだけではダメなんだぞ。AIよ。一生努力だ未来をみろ!。」

…あ、インスペクションマンに怒られる前に終わりますね。


それじゃ、次の現場で会いましょう。

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