JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)

日本のホームインスペクションの本丸資格。ホームインスペクター・住宅診断士とは。資格
これがホームインスペクターだ!

日本のホームインスペクター(住宅診断士)のパイオニア的な民間資格。
それが日本ホームインスペクターズ協会公認ホームインスペクター(以下、JSHI公認ホームインスペクター)です。

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日本のホームインスペクションの本丸資格。ホームインスペクター・住宅診断士とは。
これがホームインスペクターだ!
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JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)

どんな資格なのか…。

その名の通りホームインスペクター(住宅診断士)の資格です。

ホームインスペクターは建築業界・不動産業界等の知識を一気通貫してバランスよく持ち、第三者として適切なアドバイスをすることが求められます。

そんな中、ホームインスペクター資格の代表格ともいえるJSHI公認ホームインスペクターは、ホームインスペクションをするなら是非取得しておきたい資格です。
※JSHIとはNPO日本ホームインスペクターズ協会の略称です。

そもそもこの協会の倫理規定は、現在宅建業法で制度化されている既存住宅状況状況調査技術者によるインスペクション制度の前身であり、平成25年に策定された『インスペクションガイドライン』のベースとなったとも言われています。その頃から既存住宅の流通や空き家問題に目を向けていた方がアメリカの制度を参考に創設しました。JSHIという略証はASHIというアメリカのインスペクター団体に由来しているようです。

取得すると何ができるのか。

これを取得すると、JSHI公認ホームインスペクターを名乗ることが出来ます。
また日本ホームインスペクターズ協会のホームページに掲載されそこからの問い合わせ受けることも可能です。現在インターネットで『ホームインスペクター』を検索するとまずこの協会がヒットします。その他にも同様の協会はいくつかありますが、その数や実績はここには及びません。
これからの日本のホームインスペクションをけん引してく組織と考えて良いかもしれません。

合格率は30%前後

そんな魅力や将来性の高いホームインスペクターの資格ですが、資格試験として気になるのはその合格率ではないでしょうか。
例年のデータを見ているとその合格率は30%前後
試験方法は50問の選択式の試験ですので、運よく…という可能性はありますが、勉強しなければ通常の一級建築士が受けても落ちます。なぜならその範囲は建築的な内容に限定されず、不動産取引や職業倫理まで問われることになるからです。

その合格者の立場はリフォーム業者や住宅メーカーの社員、不動産会社の社員等様々で、全ての人が第三者的な立場かというとそうではありませんのでご注意ください。

受験資格はありません。

受験資格はなく誰でも受験することが出来るため、取得しやすい試験であり、且つインスペクション業界についての将来性を見込むとこれからの資格と言えるので、将来性を見込むことが出来るのではないでしょうか。しかし、現状、仕事として成り立たせるのであればその他の建築士、建築施工管理技士、宅建士(宅地建物取引士)、不動産鑑定士などの関連資格を取得しておくとよいでしょう。

建築士の記事はこちら↓

勉強の仕方は、勉強期間は?

これは択一問題においてはほとんどの資格に共通していることですが、公式のテキストと過去問が最も有効かと思います。期間としては3ヶ月程度の勉強で十分取得可能です。

住宅選びをする際にも参考になりますので、勉強をしてみるのもお勧めです。

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