既存住宅状況調査技術者(国が定めたインスペクションの資格)

既存住宅状況調査技術者|ホームインスペクション・住宅診断・住宅検査の選び方|ホームインスペクター、住宅診断士になりたい方も必見!|北海道・青森県・山形県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・埼玉県・神奈川県・東京都・山梨県・静岡県・長野県・新潟県・石川県・富山県・岐阜県・滋賀県・福井県・愛知県・三重県・和歌山県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県・岡山県・鳥取県・島根県・広島県・山口県・高知県・徳島県・愛媛県・香川県・福岡県・佐賀県・大分県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・長崎県・沖縄県・関東・関西・近畿・東北・九州・四国・北海道資格
長すぎやん

ここでは住宅診断・ホームインスペクションに関する資格についてご説明します。
『住宅』『建物』『家屋』など同じような意味を持つ資格は多くありますが、それぞれのやっていることは全く違うのです。

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既存住宅状況調査技術者(国が定めたインスペクションの資格)

資格の概要

何が出来る資格?

既存住宅状況調査技術者はどんなことが出来るのでしょうか?

  • 宅建業法に定められているインスペクション『建物状況調査(既存住宅状況調査)』を行うことが出来ます。

それにしても長い名前ですね。
(きぞんじゅうたくじょうきょうちょうさぎじゅつしゃ)と言います。

ちなみに先に言っておきますが、その検査内容には疑問が生じます。

これをやれば安心と思っている不動産屋さん等もいますが、決してそんなことはありません。最低限度の状況を把握するためのものですので、その内容に期待はできないかもしれません。

どんな人が取得するの?合格率は?

この資格の受験資格は一級建築士・二級建築士・木造建築士です。

そしてその合格率は約9割以上、そもそも1日の講習で取得できる資格で当日に開催される講習会を真面目に聞いていれば取得できるものです。

ですので、建築士であればほぼ間違いなく取得可能な資格です。

どんなことが出来るの?

冒頭に書いたように、既存住宅状況調査技術者は宅建業法に定められたインスペクション(建物状況調査)を行うことができます。

建物状況調査・既存住宅状況調査(インスペクション)って何?

実はこの建物状況調査こそが、インスペクションの普及を期待し、2018年4月~法改正されてまでスタートした日本のインスペクション制度なのですが、その内容はサラッとしすぎていて、正直な感想を言うと…。

これだけで安心なのか…

言ってしまった…反省…。
でも本音。

但しそのインスペクション(建物状況調査)は既存住宅売買瑕疵保険の加入基準に対応しているので、既存住宅売買瑕疵保険が目的の方はこれを利用すると良いかと思います。

要するに国が定めたインスペクションは保険への加入が目的なんですね。
保険に入れるから大丈夫だよ…とそう言いたいんだと思います。

この資格にホームインスペクションを任せた!
というよりは、今まであった既存のホームインスペクションとは別の考え方のインスペクション。

大手不動産屋さんが売り出しをする中古住宅にされるインスペクションはこのレベルのものです。

『インスペクション済み!安心!』なんてインスペクションマンは決して言えません。

保険屋さんの審査…みたいな感じですね。
保険に入れたらラッキー的な感じでしょうか。

じゃあ、そうじゃないインスペクションってどんなもの??という方はこちらの記事を読んでみてください。

↓↓↓

既存住宅売買瑕疵保険関連、住宅診断の活用についてはこちら ↓↓↓

まとめ

いいかがでしょうか。

既存住宅状況調査技術者の概要は掴めましたか?
この資格を取得するためには建築士の資格が必要ですので、これからインスペクターを目指す方はまずは建築士を目指すのがインスペクターへの最短ルートです。

建築士の資格は実務をこなしていれば取れるものではありません。
その勉強方法にはコツがあり、そのコツを知らなければ毎年落ちる可能性が高い試験です。
資格学校などを利用し、短期集中で取得してしまうのがおススメです。

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