建売住宅のビジネスモデルがいよいよ注文住宅の品質を超える!?

注文住宅は建売住宅の品質に呑み込まれる時代|ホームインスペクション・住宅診断・住宅検査の選び方|ホームインスペクター、住宅診断士になりたい方も必見!|北海道・青森県・山形県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・埼玉県・神奈川県・東京都・山梨県・静岡県・長野県・新潟県・石川県・富山県・岐阜県・滋賀県・福井県・愛知県・三重県・和歌山県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県・岡山県・鳥取県・島根県・広島県・山口県・高知県・徳島県・愛媛県・香川県・福岡県・佐賀県・大分県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・長崎県・沖縄県・関東・関西・近畿・東北・九州・四国・北海道未分類

こんにちは。
インスペクションマンです。

毎回何言ってんだか…と思われるかたもいるかもしれませんが、ここ最近インスペクションをしていて感じることなんです。

もしかしたら建売住宅のビジネスが良い意味で変わってきているのかもしれません。

注文住宅は建売住宅の品質に呑み込まれる時代|ホームインスペクション・住宅診断・住宅検査の選び方|ホームインスペクター、住宅診断士になりたい方も必見!|北海道・青森県・山形県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・埼玉県・神奈川県・東京都・山梨県・静岡県・長野県・新潟県・石川県・富山県・岐阜県・滋賀県・福井県・愛知県・三重県・和歌山県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県・岡山県・鳥取県・島根県・広島県・山口県・高知県・徳島県・愛媛県・香川県・福岡県・佐賀県・大分県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・長崎県・沖縄県・関東・関西・近畿・東北・九州・四国・北海道
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村
スポンサーリンク

建売住宅のイメージとは?

あなたは建売住宅と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

正直なイメージで言えば、注文住宅よりランクが低い。

安い、品質が不安…等、価格が低い為にそんなイメージがある方もいるかもしれませんね。

価格が安いからどーせ長持ちしないんでしょ?等と思っている人もいるかもしれません。

不動産、建築業界の中でも建売住宅に(そんなに安い建材や人を使ってどうするの?)否定的な人もいます。

でも本当はどうなのでしょう?

そもそもなぜ安く家が出来るのか?

なんで家があんなに安いんだろうとか、どんどん値引きをして大丈夫なの?とか思うかもしれません。

もちろんで大丈夫なはずは無いのです。業者側の立場で普通に考えれば、その建物については赤字になりたくないですよね。

一生懸命土地を仕入れて、建物を建てて、販売活動をして。
そして売ったら赤字…。絶対に避けたいですね。

それでも建売業者がやらなければならないことは、販売の回転率を高めること。物件単体で赤字になったとしても、建物を建て続けるということが超重要なんです。

なぜなら、業者の仕事を作り続けなければいけないから。

業者の仕事を途切れさせるようなことがあれば、その分単価交渉が難しくなります。継続的に仕事があるという安心感から施工業者は限りなく低い単価でも仕事を受けるのです。

① 月に25日働いて50万円(2万円/日)
※切れ間なく仕事がある
 
② 月に13日働いて50万円(3.8万円/日)
※ただし途中で仕事が切れることあり

こんな感じの給料だったらどうでしょう?

仕事がきらいな人は後者を選ぶかもしれませんね。
その他は遊んでいてもいいし、他の仕事してもいいかなーって。

しかし毎日の生活リズムの中で健康的に仕事をしたいと思う人は前者を選ぶでしょう。

そしてその仕事好きの業者さんの中には、とても丁寧な仕事をする大工さん等も含まれています。本当に丁寧な人もいるから驚きです。

注文住宅でもまったく問題なく対応できると思われる大工さんも沢山会いました。

毎日の仕事が生み出す、建売品質がすごい!?

前述の内容では建売住宅の施工業者にも素晴らしい大工さんや業者さんが含まれているということに気付いていただけたかもしれません。ただ安く受けるしかないというわけでもないようですね。

そしてその真面目な業者さんは、同じような建物をとにかく建て続けることで施工に慣れていきます。効率も上がり、失敗があれば修正していく。そんなサイクルを限りなく高速回転で回すことで、どんどん品質が上がっていきます。PDCAを回し続けているってことですね。

しかし現在の品質は今までの回転数の蓄積がもたらしたもの。

建売住宅の品質は同じ価格帯だとすれば『超大手』と『最近始めた業者』によって大きな差が生じているように感じます。

その建売住宅品質は、超大手の注文住宅メーカーより、高いこともあります。驚きですよね。(もちろん低いこともありますけどね)

その昔は『超大手』も品質が悪かった?

建売住宅のビジネスモデルをあえてイヤミな言葉で言うと

『土地を買ってやるからどんどん情報を持ってこい!』
『仕事をたくさんやるから集まれ!安く建てろ!』
『売らせてやるから早く売れ!そして次の土地情報を持ってこい!』

この流れです。

最初はこんなこと言われたらそれなりの人や、それなりの品質にしかならないですよね…あたり前です。

しかしそれを何十年と繰り返していると、その業者にくっつくことが仕事になっている会社が多くあります。その会社の仕事の為に事業を拡大している会社もあります。

そこにずっとくっついている業者はだいぶ儲かっている気がしますね。

すでに取り巻く業者の仕事を作り、雇用を生み出し、自社でマーケットを作ってしまったということです。仕入れて、建てて、売って、仕入れて同じことを繰り返していけば、その品質はあがりますよね。

しかし新規参入の建売業者はやはり昔の手法からスタート。
まだまだ発展途上の業者が多いように感じます。

その差は詰まるのでしょうか。

建売のビジネスモデルから抜け出した!?

そしてすでにその品質は良いスパイラルに入っているように思います。

時速100㎞で品質アップしていく『大手業者』
時速20㎞で品質アップしていく『新規業者』

下手をすれば『注文住宅は品質が良い』という勝手な消費者のイメージすら変えてしまうかもしれません。

そして昔の手法で勝負しようとしている新規参入業者はその域に至ることが出来るのでしょうか?

もちろんそれ以外の建売業者でも品質が良いことはたくさんあります。
ただし価格帯は『大手』と違う価格で勝負していることが多いかもしれません。

なので超大手と対等の価格勝負をしている分譲業者には注意が必要かもしれません。

でもやっぱり注文住宅の方が上じゃないの?

高いお金を払って注文住宅を建てる。
だから品質だってそれに伴ったものであって欲しい。

そう信じていたい気持ちはわかります。

『うちは注文住宅なんですよ!建売の品質なんかに負けるはずがないでしょ…!』

そんな気持ちも汲み取ったうえで、インスペクションマンは断言します。

違います。

もちろん使っているものはランクが低いかもしれません。
しかし良いものを使っても、正しく施工されていなければ全く意味がない。

営業手法が頭でっかちになっているのが注文住宅。

そんな風に思います。

まとめ

いかがでしょうか?

テレビでよく見る会社の注文住宅だから大丈夫。

と思っている方は気を付けた方が良いと思います。

誠実なインスペクターに出会い、大きな買い物に失敗しないことを祈っています。

インスペクションマンでした!

それではまた!

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました