建売住宅を買うときの仲介業者の選び方ってあるの?

建売購入時の仲介業者どう選ぶ?|ホームインスペクション・住宅診断・住宅検査の選び方|ホームインスペクター、住宅診断士になりたい方も必見!|北海道・青森県・山形県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・埼玉県・神奈川県・東京都・山梨県・静岡県・長野県・新潟県・石川県・富山県・岐阜県・滋賀県・福井県・愛知県・三重県・和歌山県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県・岡山県・鳥取県・島根県・広島県・山口県・高知県・徳島県・愛媛県・香川県・福岡県・佐賀県・大分県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・長崎県・沖縄県・関東・関西・近畿・東北・九州・四国・北海道未分類

こんにちは、インスペクションマンです。

本日は結構トラブルが多い建売住宅を買うときの仲介業者さんについてのお話です。

インスペクションってそもそも仲介業者さんからすると、『ケチを付けられる』とか『意味がない』とかそんな偏見がある人もいるようで、中にはいきなり高圧的な人もいたりします。

我々はただその状況を把握して適正な状態でないことを指摘する形なのに。

言い換えれば、適正じゃないものでもそのまま引き渡したがる…という人もいるということ。

そうなると中々スムーズに進みませんので、まずは気を付けるべき仲介業者について勉強しておきましょう。

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仲介業者のお仕事

そもそも仲介業者ってどんな立場なの

仲介業者とは簡単に言えば 売主と買主の間に立って不動産売買の手続きを行う人です。
宅地建物取引士(旧:宅地建物取引主任者)であることが多いですが必ずしもそうではありません。
資格がない人も稀にいたりしますね。

ただし資格が無い場合には法的に必要な書類等にハンコを押したり、法的な書類の説明をしたりすることが出来ないので、代わりの人にやってもらったりしています。

つまり裏を返せば素人でも建物の話が出来てしまうということです。
現地の内覧をした際にはいろいろと説明してくれますが、法的責任を取れる人ではないこともありますので、これ以上はご想像にお任せいたします。

仲介業者はどうやって儲かるの?

仲介業者は主に不動産売買の手数料を目的に仕事をしています。

その手数料の額は売買価格の3%+6万円という金額(2000万円だったら66万円位の計算です)

これを買主であるあなたからもらうのが仕事です。
手数料が66万円掛かるって結構ですよね。

その分のお仕事はお願いしても良いのではないでしょうか?

仲介業者が狙う両手仲介とは?

よくインターネットで耳にしますが、両手仲介って言葉を聞いたことはありませんか?

前述の買主からもらう66万円の他に、売主からも66万円もらえることがあるんです。

つまり132万円ですね。

これはとてつもなく美味しい仕事ですね。

その他にも、住宅ローンや火災保険、様々な関連商品で利益を得ている仲介業者。
それだけの仕事をしてくれる人もいればそうでない人も多くいます。

建売業者と仲介業者の関係性

さてここまでは仲介業者についてサラッとご説明しました。

ここからは建売業者を取り巻く仲介業者がどんなことを考えているか話していきます。

先ほど説明した両手仲介を狙いたい仲介業者。その為には何をするでしょう?

土地探しに必死な建売業者 ⇒ 土地情報を持っていきます

建売業者は土地探しに必死です。
何故なら建てて売るのが仕事なので土地の情報は喉から手が出るほど欲しいんです。
建てる場所が無ければ仕事が無いということですからね。

建売業者に気に入られるために、土地の情報等は真っ先に持っていきます。

現地での売り出しをさせてもらえるようにお願いします

建売業者の多くはその売り出しを自社だけでなく、仲介業者に任せていることがあります。
その現地売り出しをさせてもらえるとどうなるか…。

両手仲介の確立が高まります。
だから仲介業者は土地情報を建売業者に持っていくんですね。

そして建売業者は家を建てる、仲介業者には建物を売らせて手数料を稼がせる、そしてまた土地情報を持ってこさせる…建てる…売らせる…土地情報…建てる…売らせる……

見えてきました。
建売業者のビジネスモデルです。

建売業者はこれが止まると…潰れます。

建売業者現地販売の仲介業者は 売主寄りの可能性が…

さて、見えてきましたね。

売り出しをしている業者の多くは売主側に近い業者です。

つまり様々な交渉については中々しにくいこともあるんです。

勘違いされている方もいるかもしれませんのでお伝えしておくと現地で売り出しをしている業者でなくても、その建売住宅は買えます。深くは説明しませんが、不動産業界はそういうものと憶えておいてください。

片手仲介がメインという業者も多くいます

そんな中、真面目な仲介業者もいます。あくまで仲介である…という元に、買主又は売主の片側につき相手と交渉するというものですね。

もちろん交渉に時間を要することもありますが、なんとなくインスペクター的な第三者性を感じます。

こういった業者を探すのも良いかもしれませんね。
結果的に買主・売主からの両手になることもありますが、それはそれで信頼のおける不動産会社を選ぶのが良いと思います。

建売業者の息が掛かった仲介業者でのトラブル

これはびっくりしました。

買主さんからインスペクションの依頼があってその時間調整をするのに連絡を取ると

『なんで立ち会わなければいけないの?契約済んだ人の対応はお金にならないんだけど…次の契約もあるし、会社でも文句言われるんだよね…』

放心状態…( ゚д゚)

買主さんから手数料をもらっているのにこの対応って…何??

いやーまだ引き渡し前なんですけど…。

その業者はありがちな建売業者が出資して作った仲介会社。

いや…建売住宅の販売員(仲介業者っぽい店員)でしかないのかもしれません。

そんなトラブルにならないために

さあここまでを見てきてどうだったでしょう?

手っ取り早くそこにいる仲介にお願いするのも良いですが、信頼のできる仲介業者を探すのも良いかもしれません。良い仲介業者はたくさんいます。

まずは消去法から始めてみてはいかがでしょう。

その先に見える住宅業界

これはインスペクションマンの想像です。

これらの流れ。

仲介~建売業者への連携・忖度が無くなると、良い土地がもっと沢山市場に出回るかもしれませんね。

みなさんもたまに感じることがあるかもしれません。
この土地良いな…と思っていたら土地を分割して建売が建った。

ここしか無いから建売を買った。

もちろんいい場所は売れますよね。

そんな狙いが建売業者にあるんですね。

せっかくの交渉がいつの間にか洗脳にすり替わっている事の無いよう、仲介業者選びには慎重にしたいものです。

インスペクションマンでした!

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