ここではリノベーションの時に必要なインスペクションについてご紹介!これを忘れたら後で後悔します…。
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リノベーション前に絶対必要なインスペクション③(マンション・団地編)
マンションのリノベーションを考えるときの超重要事項!
構造躯体です。
築年数の古いマンションや団地を見に行くと、やはりその後のリフォーム・リノベーションについても考えながら検討することも多いのではないでしょうか。
でもちょっと誤解をしていたらせっかくのリノベーションがもったいないので、お教えします!
内覧したときにあなたがこんな風に思っていたらもったいない。
中古マンションの内覧すると、部屋があって、トイレやお風呂があって当たり前のように見ているかもしれませんね。
もしかしたら、不動産屋さんも『こちらがリビング。こちらが洋室5.5帖でこちらが和室です。とてもきれいにつかっています』…なんて案内をされているかもしれませんね。
その時にあなたはどう感じていますか?
『あら、ちょっと狭いわね、、』とか『和室はフローリングにしたいわ、、』なんて思っているかもしれません。でもどこか我慢をしていませんか??
その考え、本当にもったいないです!
不動産屋さんにこんな魔法の言葉をかけてみよう。
そこの場所は気に入ったけど、間取りが…とか思っている場合にはこんな風に聞いてください。
『どこら辺まで壊せますか?』
これを言った瞬間にあなたの考え方が全く変わります。
中古マンション探しは土地探しのようなもの
マンションは構造躯体(スケルトン)と言われる部分と内装(インフィル)と言われる部分から出来ています。
内覧で見に行ったときにあった壁や設備はほとんどが壊せます。
そして、何もないガラーンとした空間にすることが出来るんです。
そうしたらどうでしょう…。
その空間にどんな間取りや仕上げをしていくかはあなた次第。
夢が一気に広がりませんか??
箱は決まっているけど、その中で間取りから何から自由に出来るというのはもう注文住宅といっしょですよね。
『壊せる壁』と『壊せない壁』があるって知ってますか?
ただし、その中で気を付けなければいけないのは、構造躯体を壊してはいけないということ。
マンションはRC造(鉄筋コンクリート造)であったり、鉄骨造であったりしますが、基本的に構造躯体は共用部といって『みんなのもの』という扱いになっています。なので勝手には壊せません。壁が壊せるものなのかどうかは、予め不動産屋さんに確認をしておいてもらいましょう。
また、リフォームに関する規約がある管理組合が多いのでそれを予め確認しておくべきです。
そして中古マンションのインスペクションで診るべき箇所は、その構造躯体です。
構造躯体に著しいひび割れ等がみられた場合には、自分で補修せずに管理組合にその補修をゆだねるべきです。
リノベーション済マンション等は構造躯体に問題があっても、補修がされないまま隠蔽されてしまう恐れがあります。躯体が表しになった時には、管理組合等に診てもらって場合によっては補修をしてもらうのがよいでしょう。建物全体を長持ちさせるには劣化の進行を抑えることが重要です。
まとめ
マンション・団地のリノベーション。
実はもっともっと柔軟な対応が出来るのです。
そんな中でもやっぱり気を付けなければいけないことはありますので、内覧をする時には管理事務所へ顔をだしてリフォームのルールやその他の雰囲気なども感じてみましょう。
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