こんにちは。
インスペクションマンです。
久しぶりの投稿になってしまいましたが、それだけインスペクションの需要が高まっているのを感じている今日この頃。
しかし、最近こんな問い合わせが多いのです。
ちょっと話をきいてください。
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不動産屋さんからの問い合わせが増えた!
最近とくに感じることが、制度化した2018年当初は見向きもしなかった不動産屋さんからの問い合わせが劇的に増えているということ。
とても良い流れになってきたな…と思う一方で、中にはおかしな問い合わせも…。
『インスペクションの費用をフかしてお客さんと契約してもらえないですか?』(不動産屋)
『………沈黙……いいえ、出来ません』(イ)
『じゃあ他をあたります。ツー、ツー、ツー』(不動産屋)
『………』
どういう意味か分かりますか?
我々インスペクターの仕事は依頼者様との委任契約の元に成り立っています。
その金額を水増しして契約を結ばせて、その差額を自らのポケットに…という流れ。
とうとう、海外で起きたインスペクターと不動産業者の癒着が本格化してきたのかも…と感じた出来事です。
その不動産業者が他と結託したかはわかりませんが、インスペクションという切り口すらも自らの私腹の肥やしにしようとするのはいかがなものかと。
うーん、真っ黒ですね。
こんな業者ばかりではないことを祈ります。
不動産業者との癒着は何がいけない?
そもそも不動産業者がインスペクターと癒着をするとどうなるのでしょうか?
不動産業者が受注をするとお金の流れはどうなるでしょう。
例えばインスペクションが10万円だったとしましょう。
不動産屋に言われた通り、20万円で契約するとします。
あとでその差額の10万円を不動産業者とインスペクターが山分けとなる可能性があります。
つまり、インスペクターは不動産業者についていた方が儲かるんです。
毎回インスペクションを提案してくれるので、受注もしやすいですよね。
でも、その流れで行くとインスペクターは余計なことが言えなくなります。ましてや契約を壊してしまうかもしれない重大事項なんて、言ってしまったらどうなるでしょう。
不動産屋に恨まれますね。
しかし、人間は弱い生き物です。
いまより儲かるかも…といった誘いにはホイホイと乗ってしまう方がたくさんいます。
こんなことが広がってインスペクションという制度自体が意味ない…なんて思われたら、インスペクションマンは失業です。
頼む、そんなことやめてくれ!!
まとめ
いかがでしょうか?
全てがそんな不動産屋さんばかりではありませんが、それが少しづつ浸透すると不動産業界の慣習みたいなものになり、インスペクションというもの自体のイメージが悪くなる可能性があります。
そんなインスペクションと不動産屋の現状があるってことを、少し憶えておいた方が良いかもしれません。
誠実なインスペクターに出会い、大きな買い物に失敗しないことを祈っています。
インスペクションマンでした!
それではまた!
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